ぷんおの重箱隅つつき

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マドレーヌ|あらすじ感想【韓国映画】

マドレーヌ [DVD]

題名「マドレーヌ」(마들렌)
公開日:2003年1月10日(韓国)
監督:パク・クァンチュン
脚本:ソル・ジュンソク
キャスト: チョ・インソン(ジソク役)、シン・ミナ(ヒジン役)

【ストーリー】
大学休学中のジソクはある日、中学時代の同級生で美容師のヒジンと再会する。その後、ヒジンは交際する気の無いジソクに1ヶ月間だけ交際することを提案し、交際が始まる。しかしジソクは、同じ中学時代の同級生で初恋の相手であるソンヘとも再会し、ヒジンとの間ですれ違いが起きる。一方ヒジンは、元彼の子を妊娠していることがわかり、ジソクとの別れを決意する。
[引用元]Wikipedia

【感想】
2時間弱の作品の中に見ただけで社名が特定できる携帯でピッピッピッ頻繁にメールを送信しあったりショップを訪れたり等。韓国の場合PPL(日本でいうステマ)はある程度仕方がないですがこの作品の場合タイトルで主旨である「マドレーヌ」よりも目立つアイテムになっているので救いようがない。

中学時代の同級生の奥手なジソクと積極的なヒジン。ここまでは良いのですが、設定が「25歳」とイイ歳なんですよね(笑)昔の作品ですが当時を振り返ってもこの歳でこの恋愛模様は幼さなさしかない。
・・・1ヶ月限定の恋を持ちかけたり、髪を金髪に染めてみたり、同級生の女の子がバンドやってたり、「パリ、テキサス」監督のヴィム・ヴェンダースがどうとか。日本でいう中二病感で痛すぎ。
また全体的に「韓国感」を排除(ハングル看板や食べ物の映しもほぼない)。家も珍しいアパートタイプだしインテリアも仏映画っぽい。そこに加え必要以上に凝り海外の作品の影響を色濃く受けたカメラワークや演出が悪目立ち。

しかし、後半から韓国らしいシーンが炸裂。結局流産するのだが、大雨の中ジソクが背負うヒジンの足から派手に流血。一度別れたジソクとヨリを戻し友人の結婚式に出席し集合写真に納まるという韓国あるあるのオチでハッピーエンド。前半かもしだしていたお洒落感はどこへやら。本当に半端な作品です。

※タイトルの「マドレーヌ」は「特定のにおいが、それに結びつく記憶や感情を呼び起こす現象」からきたらしいのですが全く生きていません。最後にまんまるのマドレーヌを月にみたてそこにCGで笑顔を入れるのですが、ダサッ。

【評価】
マイナス∞
レンタル落ちで購入鑑賞。シン・ミナチョ・インソンの個性が同格なので潰し合いになっています。