ぷんおの重箱隅つつき

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MASTER/マスター|あらすじ感想【韓国映画】

MASTER/マスター [DVD]


題名:「MASTER/マスター」 마스터
公開:2016年12月21日 (韓国)  2017年11月10日(日本)
監督:チョ・ウィソク
脚本:チョ・ウィソク
キャスト: イ・ビョンホンカン・ドンウォン、キム・ウビン、オム・ジウォン他

【ストーリー】
韓国全土のネットワークを手中に収めているワン・ネットワーク株式会社。会長のチン・ヒョンピル(イ・ビョンホン)はマルチ商法で企業を成功させたカリスマ的な詐欺師だったが、警察の知的犯罪捜査課長キム・ジェミョン(カン・ドンウォン)によって政治家や官僚との深い関係を疑われる。企業のITアーキテクト兼ブレインのパク・チャングン(キム・ウビン)を見つけ出したキムは、チンを検挙するチャンスをつかむ。

キムはパクを説得し、罪を軽くする代わりにTech Hubとチンの秘密元帳を手に入れる。パクは警察に密告するという任務を遂行する間、協力する振りをして会社の多額の機密費を盗み出していた。

捜査の手が自身に及んでいるという噂を聞きつけたチンは、韓国での計画を止めてパートナーと密航。パクも暗殺されるが、キムは諦めずにチンを追い続ける。半年後、チン殺害のニュースが国中を駆け巡るが。
[引用元:Wikipedia

上記だけでは分かりづらいので補足。
この作品のベースなっているのが韓国で実在した「チョ・ヒパル医療機器レンタル詐欺事件」。会員に売りつけた高額(約44万円)マッサージチェアを、そのまま渡すのではなく、リゾート施設や健康ランドなどに会社が代行リースするという体裁をとる。預けるだけで8ヶ月で141万ウォン(約14万円)の儲けがあった話もあり、欲に目がくらんだ人々が、次から次へと私財投げ売ってこの楽な投資話(オーナー商法、マルチ商法)に飛びつく。あとは次から次へと増える子(新規会員)の出資金で運営維持。
会員が増えるとともに、当然疑問や不審を持つ人も現れる。適当にごまかしつつ、裏で資産の現金化を進め、ある日社内のコンピューターシステムをシャットダウンさせ、チョ氏は中国に逃亡。2004年から8年の間で投資家3万人からなんと4兆ウォン(日本円で約4千億)も巻き上げたそう。肝心のマッサージチェアですが、帳簿上では94万台になっているが実際は900台位しかなかったとのこと。現在、チョ氏は死亡したということになっているが未だに生きているとかという噂もある。

【感想】
抜群のルックスとスタイルのカン・ドンウォンとキム・ウビン。身長は高くないが王道イケメンのイ・ビョンホンカン・ドンウォンと並ぶと身長差で公開処刑状態)。画角がイケメンばかりでリアリティがない(笑)  皆さんいい演技なのですがなんとなく飽きてしまいました。崇高に見えるけど実はゲスくて俗っぽい役どころのイ・ビョンホンは終始見応えがありました。

イ・ビョンホンの儲け(口座資産)を被害者の口座に一斉返金して被害者めでたしめでたし。最後に黒塗りの警察車両が何台も連なり国会議事堂へ向かい「腐敗」に切り込む…のようなエンディング。解決ついていない事件を勧善懲悪に持っていくって凄いなと感心しました。イ・ビョンホンが逃げたま捕まらないというオチだったら最高だったと思いますが、世の中が許さないんでしょうね。

【評価】
★★★☆☆
全出演者個々の演技は良いのなんとなくまとまりがない。悪(詐欺、政府高官)と警察との交戦がドライ感。イ・ビョンホンが良い!

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