ぷんおの重箱隅つつき

映画やドラマから垣間見る生活文化の考察

恋するシェフの最強レシピ|あらすじ感想【香港・中国合作映画】

恋するシェフの最強レシピ(字幕版)

題名:「恋するシェフの最強レシピ」(喜欢·你) This Is Not What I Expected
公開: 2018年3月10日(日本)
監督: デレク・ホイ
脚本: シュイ・イーメン、リー・ユアン
原作: ラン・バイスー『男人使用手册』
キャスト:金城武、周冬雨、リン・チーリン、スン・イージョウ、ミン・シー他

【ストーリー】
やり手の実業家として知られるルー・ジンは、何事にも完璧を求める男だ。
特に“完璧な料理"は、彼にとって何事にも代えがたいものであった。
彼は仕事であるホテルを訪れ、いつものようにホテルの“味見"を始めた。
しかしどれも満足のいかないものばかり。
そんな中、ある料理が唯一彼の舌を満足させる。
逢ったこともないシェフの料理にすっかりほれ込んでしまったルーであったが、そのシェフの正体は、18歳下の見習い料理人だった!
料理の相性は良いのに、性格の相性は最悪な2人が、周りを巻き込みながら心を通わせていく…。
[引用元]Amazon

【感想】
脚本的には本当にありきたりのラブコメ。ガサツなホテル料理人の女の子とそこを買収しようとする神経質な実業家の間に芽生える恋の話。
・・・なのですが、厨房の描きや料理の見せ方が本当に上手です。これだけでも見応えあり。最近観たホテルやレストラン等が舞台のアジアの映画やドラマで一番良かったかもしれないです。
中華圏の女優さんの多くは目がパッチリした美人の印象がありますが、周冬雨(チョウ・ドンユィ)は涼し気な目元と独特の個性的可愛さで魅力的。(整形感は否めないですが)それに金城武が加わり単調になりがちな脚本を底上げ。

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韓国映画のラブコメと比較するとガサツな主人公ではありますが「んっ。(汚い!)」等思わせるものはなく穏やかな感情で見ることができます。加え、最後の方に金城武演じるルー・ジンの家庭環境の描きがあるのですが、韓国の作品であればそこにフォーカスして描くであろうところをサラッとかわしつつラストはもちろんハッピーエンド。久々の中華圏のラブコメ。優しい気持ちで観ることができました。
正直感情を全集中させて観る感じの作品ではなかったですがそれ故に楽な感じで勧善懲悪的韓国映画を観るよりはこちらをおすすめします。

【評価】
★★★★☆
Amazonプライム・ビデオで鑑賞。特に金城武ファンではないのですが、90年代の作品の個性的な役を演じていた頃の姿がところどころに感じられラブコメ以外の至福を味わえました。