ぷんおの重箱隅つつき

映画やドラマから垣間見る生活文化の考察。韓国ネタ多め。

ロマンス(2002年)|備忘録 あらすじ・感想【韓国ドラマ】倍速視聴

f:id:punwo:20210525231807j:plain
※ハマらなかったドラマのため雑&辛口対応です。

【放送】
2002年5月8日〜6月27日(MBC)全16話
視聴率最高30%超

【概要】
儒教思想の強い韓国では受け入れ難いテーマのため放送開始前から教育関連団体から申立があったとのこと。
2人の関係的には特に過激な要素もなく爽やかに終了。(韓国のお茶の間的には一夜を明かしたことで大騒ぎになったそう ※チューのみ!)
参考:NAVERニュース https://entertain.naver.com/read?oid=005&aid=0000108483

【キャスト】
ロマンス (2002年のテレビドラマ) - Wikipedia
魔女の条件 - Wikipedia
上記を参考に該当と思われるキャスト記載
ーーーーー
●キム・チェウォン(キム・ハヌル
高校の国語教師(松嶋菜々子に該当)
●チェ・グァヌ(キム・ジェウォン
チェウォンの生徒(滝沢秀明に該当)
●イ・ウンソク(チョン・ソンファン)
チェウォンを好いている(別所哲也該当)
●チェ・ユニ(キム・ユミ)
グァヌの姉(しいていうと 西田尚美
●チェ・チャンビ(ムン・ジユン)
ヤサグレてしまったグァヌの弟
●チェ・コンミョン(イ・ビョンジュン)
亡き父の隠し子。グァヌの弟
●ユン・ジス(ハン・ヘジン)
クラス委員長(山田麻衣子に該当)

【相関図】
f:id:punwo:20210526000835j:plain

【あらすじ】
チェ・グァヌ(キム・ジェウォン)は、お調子者で音楽が大好きな高校3年生。何よりもバンドが大事で、大学進学はせず音楽の勉強をしに外国に行くという夢を持っている。一方、キム・チェウォン(キム・ハヌル)は、いつもドジなことばかりしてしまうが明るい性格の高校教師だ。ある日、2人は交通事故によって出会う。チェウォンのせいで乗っていたトラックを路肩にぶつけてしまったグァヌは、病院でチェウォンに文句を言いに行くのだが、彼女を見て一目ぼれしてしまう。病院を出た後もチェウォンを忘れられなかったグァヌは、彼女を探し出してデートに誘い、2人は楽しい時間を過ごす。
もう一度会うことを誓って別れた2人だったが、その約束を前に、事業に失敗したグァヌの父が自ら命を絶ってしまう…。父親の急死によってチェウォンとの約束を守れなかったグァヌ。さらに、グァヌ一家は家計が苦しくなり夜逃げすることに…。そして、グァヌは新しい高校に転校するのだが、なんとそこには国語教師として働いているチェウォンがいた!最初は再会を喜ぶグァヌとチェウォンだったが、教師と教え子という関係が2人を苦しめる。
運命のように出会ったグァヌとチェウォンの恋は、果たしてどうなってしまうのか…。
[引用元]KONEST: https://www.konest.com/contents/drama_detail.html?id=8133

【感想】
微妙な作品でしたwww
本国で視聴率30%超えもあったとのことですが、高視聴率=作品クォリティではなく「禁断の恋」という話題性に紐付いてしまった作品のような気がします。
なんと!日本ドラマ「魔女の条件」のリメイクとのこと。
日本版では、学校で大問題〜それでも教えることを続けようとする松嶋菜々子〜タッキーの子供を身ごもって人知れず行方不明〜発見され2人で逃避行〜同棲〜警察〜菜々子病床〜周囲の理解(だったはず)で、松嶋菜々子の演技が微妙でも、タッキーがいきなり桜の木に登っていたり設定が微妙でも、作品の方向が真剣であったので禁断の愛の純真さをお茶の間に問いかけたと思うのですが、この韓国版はというと・・・。
男子高校生と女教師と知らず一目惚れ(出会い方も微妙だし一目惚れという短絡さも痛い〜どこに一目惚れ?顔か?)〜互いに年齢を偽る〜また会う約束〜男子高校生の父親(鎮海でデニムを制作海外輸出していた)が通貨危機で金が回らず自殺(しかも女教師の親の会社・漢江アパレルに買収された設定)〜一家夜逃げ〜貧乏になった男子高校生の転校先が女教師の学校で身バレ〜それでも一途な男子高校生〜周囲にバレて大騒ぎ〜てんやわんやで退職〜女教師、韓ドラお決まりの海外へ〜3年経過(男子高校生は成人)帰国後親の会社に就職〜男子高校生は父の後を継ぎジーンズデザイナー〜再会〜あーだこうだの茶番〜女教師の会社と裁判沙汰〜父親揃って2人の仲を許してくれるように高校生母に土下座〜高校生母許す〜思い出の学校でプロポーズ。
というわけで原作とかけ離れた物語(韓国の倫理的に受け入れられない要素を盛れないのもある)になっており、その足りない分を死んだ父の隠し子が登場,グレる弟,アバズレる姉,婚約者的男の恨み,母親同士の対立。ネットに書き込み…などの韓国ドラマあるあるを入れ込んで補っているように感じました。
致命的だったのが若き日のキム・ハヌルの演技の未熟さ。高校教師(おっちょこちょいキャラ)なのですが、終始口を半開きでボワーンと。教師らしさが感じられない。
また日本版の場合は、松嶋菜々子と(厳格な家庭への反発や親のコネで教職員など)とタッキーの(黒木瞳の溺愛でがんじがらめ)「自由ではない」という共通点があり、惹かれていくのですが、韓国版は「一目惚れ」なので2人の精神的宿命さが薄い(そのかわり親の会社が宿命ですが)。
当時では扱いづらいというか表現できない内容であるため、結果典型的なマクチャンドラマ(ドロドロドラマ)になるしかなかったのでしょうが、最初から上手く表現できない題材になぜチャレンジしたのかな?と一瞬思いましたが、当時の韓国ではこういった短絡的な作品はよくみられるのでその一種なんだろうなと理解。
この作品、間接広告チェックしていないのですが、よほど「鎮海桜祭り」と「韓国産ジーンズ」のPRしたかったのか、通常入り込む間接広告以上にかなりしつこかったです。
ジーンズについては国産ジーンズアピなのかなんなのか面倒くさくて裏取りしませんでしたが当時自慢したい産業だったのでしょうか?(時間あったら調べて追記します)
話が逸れますが、作中で大人になった男子高校生がデザインジーンズ作るのですが、それを元女教師とアイドル歌手の控室に売り込みに行くんです。先日見た「千年の愛」でソ・ジソプが同じようなことをしていたのでそういう売り込み方法が普通だったのかな?と興味がわきました。
そして「鎮海桜祭り」〜冒頭の1話でいきなり「桜の韓国起源説」がwww
内容としては主人公が女教師になぜ桜がこうして美しく咲き誇っているか説明(日本から開放されたら周りに植わってる日本の象徴の桜が忌々しくなり全部切り倒したら後に「王桜(ソメイヨシノ)」が済州島原産とわかり植え直した。これは韓国の桜です〜のようなこと)
話の流れ的には別に言う必要性もないと思うのですが、とにかく日本ガー!と言っときたかったんだなと(笑)

※韓国の王桜は日本のソメイヨシノの亜種!
▼韓国の桜に対する心情と起源説終止符の記事
「ソメイヨシノは韓国原産」のトンデモ論を暴く…それは「イタチがカナブンと交尾、サンマを産む」に等しい!?(1/5ページ) - 産経WEST
ソメイヨシノ韓国起源説に終止符? 日本文化の起源巡る韓国世論に変化の兆しか |ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

【総括】
かなり毒づきましたが、許しがたき問題(教師と未成年の恋&家長を自殺に追い込んだ家の娘との許されぬ愛)に親同士が対立するが、結果丸く収まるという落とし所については韓国らしいなと思いました。お茶の間も納得したことでしょう。
そして、高校生役のキム・ジェウォン。正直この人のひたむきな設定の演技。どんなことがあってもスマイル。これがこのドラマを形にまとめたような感じに思えました。
若き頃のハン・ヘジンのオーラが只者ではなく、これは鑑賞に値すると思います。
また、韓国原種とかはどうでもよくて鎮海の桜が本当に綺麗でした。
個人的にキム・ハヌルの良さが頑張っても見いだせなく(ファンの方ごめんなさい)「彼女を信じないでください」「きみはペット」は観了したのですが「?」。他には「空港に行く道」と「紳士の品格」を数話見たのですが挫折。
この作品を見てそういう女優さんが一人くらいいてもいいや!と踏ん切りがつきました(笑)
・・・あと、ファッションの微妙さ。この役のキム・ハヌルの微妙なヘアスタイルとファッション。別ブログで書いていますが系統的には「屋根部屋のネコ」のヒロインと元祖「1%の奇跡」のキム・ダヒョン先生です(笑)

f:id:punwo:20210525232520j:plain
・・・これ、どう解釈すればいいのでしょうか?

以上となります。
ちょっと毒づきましたが、Google検索してもこの作品の感想を書いた個人ブログさんが上位ヒットしないのでそういう作品だと私は解釈しました。